経営学や経済学、宣伝戦略(マーケティング)の世界ではよく言われる、動物たちの購買行動を5工程にまとめた『AIDMA(アイドマ)』というものがあります。
1.Attention(注目)
2.Interest(関心)
3.Desire(欲求)
4.Memory(記憶)
5.Action(行動)
動物たちが何かモノを買ったりサービスを受けるときは、上記の5つの工程を踏んで行動しているという理論です。
もっと砕けて仕掛ける側の目線で表現すると……
1.「あれは何だろう?」と気づかせる。
2.「おもしろそう、良さそう」と興味をもってもらう。
3.「欲しいな、やってみたいな」と求めさせる。
4.記憶させ「あれがあると良くなる、豊かになる」と購入を決意させる。
5.購入させる。
……という順番でターゲットを攻略する必要があるのです。
と、言葉で言うのは簡単なんですよね。
動物によって魅力に思う部分は様々ですし、効能や見た目や価格などを都合よく変更することはできませんし、極めて繊細な市場の見極めとコントロールが求められます。
ここでジョッチョなりに最初に気をつけるのが「動物によって魅力に思う部分は様々」という部分です。
ここをどうやって絞り込むかによって、より市場の精度が高まっていきます。
効能を優先するのか、デザインを優先するのか、価格を優先するのか、何をどこまで優先させるのか、NGラインはあるのか……などなど。
動物が魅力に思う部分を絞れば絞るほど、ターゲットとなる動物の解像度も高くなり、商品やサービスと紐付けやすくなり、その動物へのアプローチ方法も考えやすくなります。
基礎の基礎で当たり前みたいなことを言ってしまいましたが、けっこう忘れがちなので、初心に戻るためにブログに書きました。