体調とか体力とかを気にする季節

先月からの体調不良は微妙に咳だけ長引いていましたが、なんとなく完治が見えてきているような状態まで回復しました。

 

医者にも行ってみましたが「ただの喉の炎症」とのことで、無言で過ごす時間を増やして回復させています。

 

動物園に行くと会話は必須となるのですが、「なるべく会話が少ない方」を選択しながら行動したこともあり、申し訳ない気持ちになることもあったり……。

 


年なのか生活習慣なのか集中力なのか、体力や免疫が落ちるのは辛いですね。

 

基礎的なステータスですので、このあたりがやられると、何をやるにしても障害や弊害になることが多いです。

 

今月は健康診断も控えているので、来年からは健康を意識した生活に変化させようと思っています。

 


鍋とか行きたい気持ち。

緊張が解けると免疫が落ちる説

2~3週間前から、中途半端に軽い風邪のような体調不調が続いています。

 

・乾いた咳
・目やに
・頭痛
・全身のダルさ

 

熱はないので風邪ではないと思うのですが、実は、この症状とまったく同じものを過去に何度か経験しています。

 

 

それは、動物園の退園。

 

退園したときもそうですし、退園を決めたときにも同じ症状が発症しました。

 


個熊的にこの発症を考察しておりまして……

 

動物園で働いているときは緊張感や責任感があるので、仕事や重圧が自分の許容量を多少超えても耐えられるのですが、退園を考えたり退園の話が進んだりすると、緊張が途切れ、許容量を超えていた心身への負担が一気に襲いかかり、冒頭の症状に繋がっているんだと思っています。

 

 

もうキッカケはわすれましたが、ちょうど数週間前に退園を本格的に考える出来事があったので、それが軽めのトリガーになったのかな……と。

 

ただ、話が前に進んでいるわけではないので生かさず殺さずでズルズル引きずっている状態です。

 

一応、管理関係の檻のボスや、動物事担当の動物には話をしているのですが、預かられているままなんですよね……。

 

 

まあ、それならそれで良いのですが。

意志の強い動物が必要

ここ最近、動物事を担当する動物と話すことが多いのですが、理想の動物園や組織を語ろうとしても「ジョッチョさんの理想の組織をつくるお手伝いをしたいです」しか言わないので、自分の居る動物園はここではないと日を追うごとに確信に近付いています。

 

 

自分は、動物園に集った動物たちが様々な制限や思惑があるなかで、どうやったらベストな環境になるのか建設的に導き出す話し合いをしたいのに、「あなたに乗っかります」だけではお話になりません。

 

部下のリトルベアたちが言うのならまだしも、何のために他の檻の、それなりに権限がある動物に相談しているのか……。

 

静かに機会を待っていた自分としては、動物事の動物の熱意あふれる姿勢を目の当たりにして、情報や思想をオープンにしたつもりだったのですが、出てくる答えがそれでは、事を起こすにはあまりにも心許ないです。

 

 

もう少し、嘘でも悪魔的でも良いので、個人的な気持ちを何か話してほしかったです。

 

保身や欲にまみれた答えのほうが、信用できます。

 

ただ、誰かに乗っかる戦法は、乗っかり先が消えたとき無防備になりますので。

まずは絵図を描きましょう

動物園内の動物事(人間の世界でいう「人事」みたいなもの)の動物が奮起しています。

 

動物園全体での行動指針を一旦整理&周知しなおすとのことです。

 

ここ最近、いろんな動物と面談をして刺激を受けたそうです。

 

 

たしかに、ジョッチョ目線にはなりますが、弊園では「本当に同じ組織の動物か?」と思うほど他責思考だったり非協力的だったり自己保身に走ったり閉鎖的だったり、技能以前の本質的な問題を抱えている動物が目立ち過ぎです。

 

そんな動物たちのために「働くということはどういうことか」「組織に属するとはどういうことか」というようなことを、改めて全園的に指導しなおしていくそうです。

 

ただ、ジョッチョとしては、どうせ揚げ足取りや変な反発で労力も時間も食うので、不要と判断できる動物は早急に排除するような案も出したのですが、動物園や動物事的に、そんな横暴はできないようですね。

 

 

あまりキレイなカタチで着地できる自信はないですが、いま動物園にいる動物たち全員が前向きに働けるようになったら、それはとても素晴らしいことですので、応援はしてみようと思います。

 

まあ、改革に痛みは必須ですか。

 

 

ダレると園全体の士気が落ちるので、やるなら短期決戦が良いと思うのですが、戦略と戦術は用意できているのでしょうか……。

動物園から心が離れていく魔法の言葉

経営層や管理部門関係から「ジョッチョにはミクロなことよりマクロなことをやってほしい」的なことを言われます。

※ミクロは「小さい・細かい」という意味、マクロは「大きい・巨大」という意味。経済・経営の分野でも使われる表現。


卵が先か鶏が先かの問題になりますが、マクロが目も当てられない散々な状態になっているのでミクロの対応に追われているだけであって、もう少しマクロがマシであれば、いくらでも手の打ちようがあります。

 

毎回テイよく返答しておりますが、実はそのセリフを言われる度に、少しずつ確実に動物園から心が離れています。

 


まだジョッチョの檻が檻になる前の柵程度だったころ、動物園のルールやインフラは未構築な状態でした。

 

しかし、ジョッチョなりにマクロな目線を持ちながらミクロの構築を行い、ある程度の柔軟性と推進力をもってお仕事にあたれている集団だった自信はあります。

 

 

それから数年が経ち、動物の数や種類が増え、様々な檻が出来上がってきたあたりから動物園内に歪や溝が増えてきたと思います。

 

動物園内で必要な業務が整理しきれていない状態で檻が乱立し、明確に割り振りすることのできない業務が宙に浮いてしまい、動物園単位での仕事としては精度と練度が低い極めて致命的な状態に陥っています。

 

致命的とわかっていながら対処できなかったのが更に致命的ですね。

 


かつ、そんな状態でありながら「全檻を公平に判断するため」と、各檻に数字的な目標を課そうとしているのですから、より檻の業務や方針が堅牢となり、檻ごとの連携や一貫した業務などは程遠くなっていく一方です。

 

しまいには、そんな目標設定を各檻で走らせたまま「ジョッチョの檻を業務の主体にしたい」という矛盾した発言が飛び出すのですから、実務もマネジメントもやりようがありません。

 

弊動物園の場合、各檻の専門的な技能が合わさりはじめて1つの素敵なサービスになっているので、なにかを主体にすること自体がそもそも間違っているのです。

 


この気持ち、今の経営層や管理部門には伝わらないのですかね。

 

伝わらなさそうですので、明日は動物園を休みます。

誰かが物を買うまでの行動『AIDMA(アイドマ)』

経営学や経済学、宣伝戦略(マーケティング)の世界ではよく言われる、動物たちの購買行動を5工程にまとめた『AIDMA(アイドマ)』というものがあります。

 

1.Attention(注目)
2.Interest(関心)
3.Desire(欲求)
4.Memory(記憶)
5.Action(行動)

 

動物たちが何かモノを買ったりサービスを受けるときは、上記の5つの工程を踏んで行動しているという理論です。

 

 

もっと砕けて仕掛ける側の目線で表現すると……

 

1.「あれは何だろう?」と気づかせる。
2.「おもしろそう、良さそう」と興味をもってもらう。
3.「欲しいな、やってみたいな」と求めさせる。
4.記憶させ「あれがあると良くなる、豊かになる」と購入を決意させる。
5.購入させる。

 

……という順番でターゲットを攻略する必要があるのです。

 

 

と、言葉で言うのは簡単なんですよね。

 

動物によって魅力に思う部分は様々ですし、効能や見た目や価格などを都合よく変更することはできませんし、極めて繊細な市場の見極めとコントロールが求められます。

 

 

ここでジョッチョなりに最初に気をつけるのが「動物によって魅力に思う部分は様々」という部分です。

 

ここをどうやって絞り込むかによって、より市場の精度が高まっていきます。

 

効能を優先するのか、デザインを優先するのか、価格を優先するのか、何をどこまで優先させるのか、NGラインはあるのか……などなど。

 

動物が魅力に思う部分を絞れば絞るほど、ターゲットとなる動物の解像度も高くなり、商品やサービスと紐付けやすくなり、その動物へのアプローチ方法も考えやすくなります。

 

 

基礎の基礎で当たり前みたいなことを言ってしまいましたが、けっこう忘れがちなので、初心に戻るためにブログに書きました。

採集のためにフィールド探索するのがモンハンの基本

なんとなくはじめた「モンハンNow」ですが、意外と続いています。

 

動物園から少し早く帰れるときや休みの日に、ゲームをするために散歩をするようになりました。

 

今の季節なら日中でも涼しくなってきましからね。

 

 

巣の近くでも今まで知らなかった施設や景色を見付けたり、土地の高低差を体験したり、今までにない発見がたくさんあります。

 

先日、マカライト鉱石が欲しくて隣駅まで歩こうと出掛けたら、隣街まで歩いていました。

 

なんとなく見つけた料理屋でご飯を食べてみたり、銭湯に入ってみたり、日常生活では出会えなかった素敵な体験が出来たような気がします。

 

 

あくまで散歩レベルなので健康になれるかは怪しいですが、少なくともずっと巣の中にいるよりは健康的かな……とか。