ここ最近、動物事を担当する動物と話すことが多いのですが、理想の動物園や組織を語ろうとしても「ジョッチョさんの理想の組織をつくるお手伝いをしたいです」しか言わないので、自分の居る動物園はここではないと日を追うごとに確信に近付いています。
自分は、動物園に集った動物たちが様々な制限や思惑があるなかで、どうやったらベストな環境になるのか建設的に導き出す話し合いをしたいのに、「あなたに乗っかります」だけではお話になりません。
部下のリトルベアたちが言うのならまだしも、何のために他の檻の、それなりに権限がある動物に相談しているのか……。
静かに機会を待っていた自分としては、動物事の動物の熱意あふれる姿勢を目の当たりにして、情報や思想をオープンにしたつもりだったのですが、出てくる答えがそれでは、事を起こすにはあまりにも心許ないです。
もう少し、嘘でも悪魔的でも良いので、個人的な気持ちを何か話してほしかったです。
保身や欲にまみれた答えのほうが、信用できます。
ただ、誰かに乗っかる戦法は、乗っかり先が消えたとき無防備になりますので。